“最下層”の読み方と例文
読み方割合
さいかそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大地震おほぢしん場合ばあひおいて、二階建にかいだてあるひ三階建さんがいだてとう最下層さいかそうもつと危險きけんであることは、さら詳説しようせつようしないほどによくられてゐる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かういふ構造こうぞうおいては、おほきな地震動ぢしんどうたいして眞先まつさきいたむのは最下層さいかそうである。さら震動しんどうつよいと階下かいか部分ぶぶんつぶれ、上層じようそうおほくは直立ちよくりつ位置いちまゝ取殘とりのこされる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)