“白黒”の読み方と例文
読み方割合
しろくろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「うたれたのです……。弾丸たまにあたったのです……。」と、すずめは、ふくれながら、を、白黒しろくろさして、あわれなこえこたえた。
温泉へ出かけたすずめ (新字新仮名) / 小川未明(著)
ぼうさんは「あっ。」といったなり、しばらくこしかして目ばかり白黒しろくろさせたままがることもできませんでした。
安達が原 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
かの鵞鳥がてうこゑ婦人ふじんくちあんぐり、眞赤まつかになつて白黒しろくろにしてる、さだめて先刻せんこく失言しつげんをば後悔こうくわいしてるのであらう。