“白業黒業”の読み方と例文
読み方割合
びゃくごうこくごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくも性懲しょうこりなくふらつき出すのは、他の好むと好まざるとにかかわらず、白業黒業びゃくごうこくごうが三世にわたって糸を引く限り、消さんとしても消ゆるものではあるまい。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「お身自身、過去の白業黒業びゃくごうこくごうとも、余すなく、白日はくじつさらして、罪を、天に求め、自身、自身を裁き切らんとしておらるるが……。まだあったぞ、もうひとり、お島がな」
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)