“鵞鳥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
がちょう77.8%
がてう17.5%
あひる1.6%
がちよう1.6%
ペン1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何処の家のだって同じごった。俺家の鵞鳥を見てけれったら。何処の世界に黒い鵞鳥なんて……。俺は、見る度に、可笑しくてさ。」
黒い地帯 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
自動車のタイヤのやうな円い浮袋もあれば、8の字のや、また、鵞鳥などの首のついた、乗つて泳げる浮袋などもあります。
プールと犬 (新字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
武大はいつもの公園に出て、蒸饅頭蒸籠店をひろげていた。さがりの頃である。池の鵞鳥ばかりガアガアいて、ここの蒸饅頭は一こう人も振り向かない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
鵞鳥を。二の鵞鳥を。薄いめな土坡の上に、の方は高く首をげてい、はその雄に向って寄って行こうとするところです。
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
なんて。忌々しい蒼鷺野郎め! あれあ屹度このおれが局長の官邸でお書齋に坐つて、閣下の鵞鳥を削つてゐるのが羨ましいんだらう。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)