“蒸籠店”の読み方と例文
読み方割合
せいろうみせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
武大ぶだはいつもの公園に出て、蒸饅頭むしまんじゅう蒸籠店せいろうみせをひろげていた。ひるさがりの頃である。池の鵞鳥あひるばかりガアガアいて、ここの蒸饅頭は一こう人も振り向かない。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)