“がてう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鵞鳥84.6%
鵝島7.7%
鵝鳥7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豌豆ゑんどうのやうな花の咲いた細かい草などもある。向うの土手のところに山羊やぎの一群が居り、少女ひとりが鵞鳥がてうの一群を遊ばせてゐたりする。
イーサル川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
鳴ききたる鵝島がてうのうから
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そこで、同盟書林をすぎると二人は、首を鵝鳥がてうのやうにのばして、どんな細い露路ものぞきこみました。路もない、たゞ家と家の間になつてゐるところまでのぞきこみました。
(新字旧仮名) / 新美南吉(著)