“御雇”の読み方と例文
読み方割合
おやとい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へいげんというは東京……学校の御雇おやとい講師にて、富豪をもって聞ゆる——西洋人なるが、毎年この別荘に暑を避くるを常とせり。
金時計 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
○明治二十三年初めて議会の開かれた時分にはいずこの学校にも官省にも西洋人が教師また顧問こもんとして招聘しょうへいされていた。時の人が御雇おやとい教師と言ったものである。
仮寐の夢 (新字新仮名) / 永井荷風(著)