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晩蒔
ふりがな文庫
“晩蒔”の読み方と例文
読み方
割合
おそまき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそまき
(逆引き)
籬
(
かき
)
の外の畑では、まだ
晩蒔
(
おそまき
)
の麦を蒔いて居る。向うの田圃では、ザクリ/\鎌の音をさして
晩稲
(
おくて
)
を
苅
(
か
)
って居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
今でも何かしようと思う積極的の人は
晩蒔
(
おそまき
)
ながら京阪へ出て行きますから、自然春日様の
棟木
(
むなぎ
)
で奈良人形を刻んだりする
躄
(
いざり
)
のようなものばかり居残るのだと申します。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
そのつもりで邪魔でもあろうけれど折々遊びに来る時は快く上げてくれと、
晩蒔
(
おそまき
)
ながら、わかるように説明したい……。わたくしは再び路地へ入ってお雪の家の窓に立寄った。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
晩蒔(おそまき)の例文をもっと
(5作品)
見る
晩
常用漢字
小6
部首:⽇
12画
蒔
漢検準1級
部首:⾋
13画
“晩”で始まる語句
晩
晩餐
晩方
晩酌
晩食
晩飯
晩秋
晩春
晩餐会
晩稲
“晩蒔”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
ウィリアム・シェークスピア
徳冨蘆花
佐々木邦
永井荷風