“おそまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遅蒔64.7%
晩蒔29.4%
遲蒔5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当人の許諾を得た事実だけを田口に報告した方が、今更遅蒔おそまきのようでも、まだ気がいていやしないかと考えて、自分で自分を彼に紹介する便法べんぽうを工夫し始めた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
今でも何かしようと思う積極的の人は晩蒔おそまきながら京阪へ出て行きますから、自然春日様の棟木むなぎで奈良人形を刻んだりするいざりのようなものばかり居残るのだと申します。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
平次は直ぐ驅け付けました、が何も彼も遲蒔おそまきです。