“おそま”の漢字の書き方と例文
語句割合
遅蒔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、海老床の若い者や藤吉部屋の勘弁勘次や、例の近江屋の隠居なぞが世話人株で、合点長屋を中心に大供子供を駆り集め遅蒔おそまきながら、吉例により今日は品川へ潮干狩りにと洒落こんだのである。
が、あなたからは一言も看板のお話しはなさらないし、又当方から申上げるのも失礼と存じてそのまま、只今まで過ぎて終いました。遅蒔おそまきながら従兄に代りまして、改めて私から御礼申上げます。
青バスの女 (新字新仮名) / 辰野九紫(著)
平次はすぐ駆けつけました、が何もかも遅蒔おそまきです。