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便法
ふりがな文庫
“便法”の読み方と例文
読み方
割合
べんぽう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べんぽう
(逆引き)
当人の許諾を得た事実だけを田口に報告した方が、今更
遅蒔
(
おそまき
)
のようでも、まだ気が
利
(
き
)
いていやしないかと考えて、自分で自分を彼に紹介する
便法
(
べんぽう
)
を工夫し始めた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そうして神の投影を、心泉にうけていた頼房には、自身、たれより身近な幕府の
親藩
(
しんぱん
)
でありながら、幕府などというものは、しばしの
便法
(
べんぽう
)
機構か、朝廷の
代務府
(
だいむふ
)
ぐらいにしか、考えられなかった。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
(ソバケーヴィッチは首を垂れて、じっと聴いていた。)しかし、その
便法
(
べんぽう
)
がどんなに結構なことであるにしても、生きたもの同様に租税を払わされる以上、多くの地主にとってはかなり迷惑である。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
便法(べんぽう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“便法”の意味
《名詞》
便利な方法。
便宜上とる手段。
(出典:Wiktionary)
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“便”で始まる語句
便
便宜
便所
便利
便船
便箋
便宜上
便々
便乗
便殿
検索の候補
軽便法
“便法”のふりがなが多い著者
ニコライ・ゴーゴリ
夏目漱石
吉川英治