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便船
ふりがな文庫
“便船”の読み方と例文
読み方
割合
びんせん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びんせん
(逆引き)
ここからは、フランス行きの
便船
(
びんせん
)
がでる。フランスへわたり、
汽車
(
きしゃ
)
でスペインへいって、そこからアフリカのアルジェリアへいくつもりだ。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
のう、
便船
(
びんせん
)
しょう、便船しょう、と船を
渚
(
なぎさ
)
へ引寄せては、
巌端
(
いわばな
)
から、松の下から、
飜然々々
(
ひらりひらり
)
と乗りましたのは、魔がさしたのでござりましたよ。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「いや、長崎から
越後港
(
えちごみなと
)
へ、
南蛮呉服
(
なんばんごふく
)
をつんできた
親船
(
おやぶね
)
が、この
沖
(
おき
)
にとまってるんでさ。どうせ南へ帰る
便船
(
びんせん
)
だ、えんりょなく乗っていくがいい」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
便船(びんせん)の例文をもっと
(11作品)
見る
“便船”の意味
《名詞》
都合よく出港する船。
(出典:Wiktionary)
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
“便”で始まる語句
便
便宜
便所
便利
便箋
便宜上
便々
便乗
便殿
便衣
検索の候補
郵便船
船便
“便船”のふりがなが多い著者
佐藤紅緑
押川春浪
与謝野寛
作者不詳
島崎藤村
与謝野晶子
吉川英治
田山花袋
泉鏡花
岡本綺堂