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楼閣
ふりがな文庫
“楼閣”の読み方と例文
旧字:
樓閣
読み方
割合
ろうかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうかく
(逆引き)
それを見ると、切角青山博士の詞を基礎にして築き上げた
楼閣
(
ろうかく
)
が、
覚束
(
おぼつか
)
なくぐらついて来るので、奥さんは又心配をし出すのであった。
かのように
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
仮
(
か
)
りに両方の丘に久我之助の
楼閣
(
ろうかく
)
と雛鳥の楼閣があったとしても、あんな風に
互
(
たがい
)
に呼応することは出来なかったろう。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そういうものは甚だ危ない。どうも非常な才智、非常な外交を以て随分一時を成効した例は
沢山
(
たくさん
)
あるが、それはいわゆる砂上の
楼閣
(
ろうかく
)
、
直
(
す
)
ぐ破れてしまう。
外交の方針
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
楼閣(ろうかく)の例文をもっと
(14作品)
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“楼閣”の解説
楼閣(ろうかく)とは、重層の建築物をいう。たかどの、高楼のこと。塔と類義であるが、塔は本来仏塔を指し、tower の訳語としての塔は近代に入っての用法である。それ以前の高層建築は一般に楼閣、高楼という呼称が用いられていた。
(出典:Wikipedia)
楼
常用漢字
中学
部首:⽊
13画
閣
常用漢字
小6
部首:⾨
14画
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