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宿墨
ふりがな文庫
“宿墨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しゅくぼく
50.0%
しゆくぼく
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅくぼく
(逆引き)
当るを幸い——主膳は机の上の
硯
(
すずり
)
をとって、
発止
(
はっし
)
と
唐紙
(
からかみ
)
へ向って投げつけました。硯の中には
宿墨
(
しゅくぼく
)
がまだ残っていた——唐紙と、畳に、
淋漓
(
りんり
)
として
墨痕
(
ぼっこん
)
が飛ぶ。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
宿墨(しゅくぼく)の例文をもっと
(1作品)
見る
しゆくぼく
(逆引き)
かう云ひながら
宇津木
(
うつぎ
)
はゆつくり起きて、机に
靠
(
もた
)
れたが、
宿墨
(
しゆくぼく
)
に筆を
浸
(
ひた
)
して、有り合せた
美濃紙
(
みのがみ
)
二枚に、一字の
書損
(
しよそん
)
もなく
腹藁
(
ふくかう
)
の文章を書いた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
宿墨(しゆくぼく)の例文をもっと
(1作品)
見る
宿
常用漢字
小3
部首:⼧
11画
墨
常用漢字
中学
部首:⼟
14画
“宿”で始まる語句
宿
宿直
宿屋
宿酔
宿世
宿業
宿禰
宿場
宿怨
宿痾
“宿墨”のふりがなが多い著者
中里介山
森鴎外