“しゅくぼく”の漢字の書き方と例文
語句割合
宿墨100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当るを幸い——主膳は机の上のすずりをとって、発止はっし唐紙からかみへ向って投げつけました。硯の中には宿墨しゅくぼくがまだ残っていた——唐紙と、畳に、淋漓りんりとして墨痕ぼっこんが飛ぶ。
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)