“はんぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頒布50.0%
帆布44.4%
播布5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暦本れきほん頒布はんぷもまだ十分でなかった時代から、掛軸や壁にるような絵像えぞうだけは、需要があったと見えて遠い田舎までも配られていた。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
大小の帆布はんぷ縄類なわるい、鉄くさり、いかり一式、投網とあみ、つり糸、漁具りょうぐ一式、スナイドル銃八ちょう、ピストル一ダース、火薬二はこ、鉛類えんるい若干じゃっかん
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
酒田の本間家は現今の富豪であるが、この家号も広く出羽地方に播布はんぷしておって佐藤・五十嵐二勢力の外に屹立きつりつしているが、この家は佐渡の本間である。
名字の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)