“ほぬの”の漢字の書き方と例文
語句割合
帆布100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またその上を、防水の油をぬってある、帆布ほぬのでつつみ、しっかりと索でしばって海に投げこむと、うまいぐあいに岩にとどいて、米はぬれなかった。
無人島に生きる十六人 (新字新仮名) / 須川邦彦(著)
だが来る日も、来る日もあのへりの一布だけふちを取ったように新しい帆布ほぬのの日向丸は現れなかった。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
さいわいぼくらは多くの帆布ほぬのやリンネルをもっている、これを有効ゆうこうに用いて、ここに一個の大だこをつくり、もって空中にあげればゆうに三百メートルくらいの高さにあげることができる。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)