“蔽隠”の読み方と例文
読み方割合
おおひかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お村は昨夜ゆうべの夜半より、藪の真中まなか打込うちこまれ、身動きだにもならざるに、酒のしたひて寄来よりくの群は謂ふもさらなり、何十年を経たりけむ、天日てんじつ蔽隠おおひかくして昼なほくらき大藪なれば
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)