“蔽重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おつかさ50.0%
おほひかさな50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今までの悲哀(ひあい)や苦痛は固(もと)より其によツて少しも減(げん)ぜられたといふ譯(わけ)ではないが、蔽重(おつかさ)なツた雲(くも)の間(あひだ)から突然(とつぜん)日の光(ひかり)が映(さ)したやうに、前途(ぜんと)に一抹(いちまつ)の光明(くわうめう)が認(みと)められたやうに感じて
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
繰返(くりかへ)して三度(さんど)、また跫音(あしおと)がしたが、其時(そのとき)は枕(まくら)が上(あが)らなかつた。室内(しつない)の空氣(くうき)は唯(たゞ)彌(いや)が上(うへ)に蔽重(おほひかさな)つて、おのづと重量(ぢうりやう)が出來(でき)て壓(おさ)へつけるやうな!
怪談女の輪 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)