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蔽被
ふりがな文庫
“蔽被”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おつかぶ
40.0%
おっかぶ
30.0%
おおいかぶ
10.0%
おおいかぶさ
10.0%
おっか
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おつかぶ
(逆引き)
其のうへ彼は又この二三日、ひどく
煩
(
わづら
)
はしいことが彼の頭に
蔽被
(
おつかぶ
)
さつてゐることを不快に思つた。
花が咲く
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
蔽被(おつかぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
おっかぶ
(逆引き)
大巌
(
おおいわ
)
の崖が薄黒く、目の前へ
蔽被
(
おっかぶ
)
さって、
物凄
(
ものすご
)
うもなりましたので、
褌
(
ふんどし
)
を
緊
(
し
)
め直すやら、
膝小僧
(
ひざっこぞう
)
を合わせるやら、お船頭が、ほういほうい、と鳥のような懸声で、浜へ船をつけまして
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蔽被(おっかぶ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おおいかぶ
(逆引き)
先へ立った連の六人が、ひょいと見ると、手にも足にも十四五疋の、狼で
蔽被
(
おおいかぶ
)
さった。——身体はまるで蜂の巣ですわ。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蔽被(おおいかぶ)の例文をもっと
(1作品)
見る
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おおいかぶさ
(逆引き)
七筋ばかり、工場の
呼吸
(
いき
)
であろう、
黒煙
(
くろけむり
)
が、こう、風がないから、
真直
(
まっすぐ
)
に
立騰
(
たちのぼ
)
って、城の
櫓
(
やぐら
)
の棟を巻いて、その
蔽被
(
おおいかぶさ
)
った暗い雲の中で、末が乱れて、むらむらと
崩立
(
くずれた
)
って、
倒
(
さかさま
)
に高く淀川の空へ
靡
(
なび
)
く。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蔽被(おおいかぶさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
おっか
(逆引き)
それですから泥棒の迫害を防ぐために砂を
蔽被
(
おっか
)
ぶせておく。翌日の朝までその火がよく保てるようにして置くです。するとまず非常の寒さのために凍えて死ぬの寝られんのというようなこともない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
蔽被(おっか)の例文をもっと
(1作品)
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蔽
常用漢字
中学
部首:⾋
15画
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
“蔽”で始まる語句
蔽
蔽物
蔽膝
蔽布
蔽包
蔽重
蔽冠
蔽隠
蔽尽
蔽掩
検索の候補
被蔽
被蔽物
“蔽被”のふりがなが多い著者
モーリス・ルヴェル
石川啄木
泉鏡花
徳田秋声
泉鏡太郎