“凝灰岩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうかいがん50.0%
ぎようくわいがん25.0%
タフ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「先生、この石何す。」一かけひろってっている。〔ふん。何だと思います。〕「何だべな。」〔凝灰岩ぎょうかいがんです。ここらはみんなそうですよ。浮岩質ふがんしつの凝灰岩。〕
台川 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
僕は給仕の退いた後、牛乳を入れない珈琲コオヒイを飲み、前の小説を仕上げにかかつた。凝灰岩ぎようくわいがんを四角に組んだ窓は雪のある庭に向つてゐた。僕はペンを休める度にぼんやりとこの雪を眺めたりした。
歯車 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
凝灰岩タフもて畳み杉植ゑて、 麗姝六七なまめかし
文語詩稿 一百篇 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)