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礫
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いし
ふりがな文庫
“
礫
(
いし
)” の例文
「そんな事は、」とお正はうつむいた、そして二人は人家から離れた、
礫
(
いし
)
の多い凸凹道を、静かに歩んでいる。
恋を恋する人
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「
礫
(
いし
)
でも入つたんかいな。一寸お待ち、
矢鱈
(
やたら
)
こすつたりしたらあかへん。わて今取つて上げまほ。」
乳の匂ひ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
ガッ!
礫
(
いし
)
が飛び土煙りが上がり、真竹が十本束になって切られ、
婆裟
(
ばさ
)
と地上へ仆れて来た。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
牛乳車はからからと
礫
(
いし
)
ころ道を下りてゆく
山果集
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
土や
礫
(
いし
)
に対してくらゐだ。
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
▼ もっと見る
其一人に導かれ
礫
(
いし
)
多く
燈
(
ともしび
)
暗き町を歩みて二階建の
旅人宿
(
はたごや
)
に入り、妻女の田舎なまりを其儘、愛嬌も心かららしく迎へられた時は、余も思はず微笑したのである。
空知川の岸辺
(新字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
乞食が砕いた
礫
(
いし
)
でも
啖
(
くら
)
へ
ランボオ詩集
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
“礫”の解説
礫(䃯、れき、つぶて、こいし)は、小さい石、小石である。「礫」には様々な定義があるが(#大きさによる分類参照)、本項では特に断りのない限り、砂、ゴマ粒よりも大きく、握り拳大程度までの大きさの石について述べる。
(出典:Wikipedia)
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
“礫”を含む語句
砂礫
瓦礫
石礫
礫川
小礫
火山礫
飛礫
礫道
磧礫
沙礫
火山礫層
雪礫
人礫
紙礫
礫刑
石飛礫
紙飛礫
天狗礫
巨礫
礫岩
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