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紙礫
ふりがな文庫
“紙礫”の読み方と例文
読み方
割合
かみつぶて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かみつぶて
(逆引き)
濡
(
ぬ
)
らして打ちつけたらしい
紙礫
(
かみつぶて
)
が、額の面一面に附いていました。太い円柱に弁慶の指の跡というのがあって、そこへ指を当てて見る人もありました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
それに、死人が
埋
(
うず
)
もれている地底の世界からも、絶えず
紙礫
(
かみつぶて
)
のようなものが、ヒューヒューと
打衝
(
ぶつか
)
って来るんだ。しかし、その中に、四つの要素が含まれていることだけは判るんだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
次郎が
揶揄
(
からか
)
うその顔へ
紙礫
(
かみつぶて
)
をぶつけて、おりんは月江と共に玄関へ駈け出しました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紙礫(かみつぶて)の例文をもっと
(3作品)
見る
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
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紙
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