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紙礫
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かみつぶて
ふりがな文庫
“
紙礫
(
かみつぶて
)” の例文
濡
(
ぬ
)
らして打ちつけたらしい
紙礫
(
かみつぶて
)
が、額の面一面に附いていました。太い円柱に弁慶の指の跡というのがあって、そこへ指を当てて見る人もありました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
それに、死人が
埋
(
うず
)
もれている地底の世界からも、絶えず
紙礫
(
かみつぶて
)
のようなものが、ヒューヒューと
打衝
(
ぶつか
)
って来るんだ。しかし、その中に、四つの要素が含まれていることだけは判るんだ。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
次郎が
揶揄
(
からか
)
うその顔へ
紙礫
(
かみつぶて
)
をぶつけて、おりんは月江と共に玄関へ駈け出しました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
“紙”で始まる語句
紙片
紙
紙幣
紙鳶
紙屑
紙燭
紙入
紙縒
紙袋
紙捻