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礫
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れき
ふりがな文庫
“
礫
(
れき
)” の例文
その大石というのは
子持石
(
こもちいし
)
であった。
凝灰岩
(
ぎょうかいがん
)
に堅くて黒い
礫
(
れき
)
を
孕
(
はら
)
んでいる。その大小の礫の抜け出したあとが
痘痕
(
あばた
)
のように見える。その穴にはしのぶが生えている。いわゆるのきしのぶである。
夢は呼び交す:――黙子覚書――
(新字新仮名)
/
蒲原有明
(著)
実
(
じつ
)
にいい
礫
(
れき
)
だ。まっ白だ。まん円だ水でぬれている。
取
(
と
)
ってしまった。
誰
(
だれ
)
かがまた
掻
(
か
)
き
廻
(
まわ
)
す。もうない。あとは茶色だし少し角もある。ああいいな。こんなありがたい。あんまり
溯
(
のぼ
)
る。もう帰ろう。
台川
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
火山
礫
(
れき
)
は
夜
(
よる
)
の
沈澱
(
ちんでん
)
『春と修羅』
(新字旧仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“礫”の解説
礫(䃯、れき、つぶて、こいし)は、小さい石、小石である。「礫」には様々な定義があるが(#大きさによる分類参照)、本項では特に断りのない限り、砂、ゴマ粒よりも大きく、握り拳大程度までの大きさの石について述べる。
(出典:Wikipedia)
礫
漢検1級
部首:⽯
20画
“礫”を含む語句
砂礫
瓦礫
石礫
礫川
小礫
火山礫
飛礫
礫道
磧礫
沙礫
火山礫層
雪礫
人礫
紙礫
礫刑
石飛礫
紙飛礫
天狗礫
巨礫
礫岩
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