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雨落
ふりがな文庫
“雨落”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あまおち
71.4%
あまお
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あまおち
(逆引き)
お雪さんは、歌磨の絵の
海女
(
あま
)
のような姿で、
鮑
(
あわび
)
——いや小石を、そッと拾っては、鬼門をよけた
雨落
(
あまおち
)
の下へ、積み積みしていたんですね。
木の子説法
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
セルギウスは女が
檐下
(
のきした
)
の
雨落
(
あまおち
)
に足を踏み込んだと云ふ事を知つた。手に握つてゐる戸の鉤を撥ね上げようとする手先が震えた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
雨落(あまおち)の例文をもっと
(10作品)
見る
あまお
(逆引き)
お政はきゅうにやとい女を
呼
(
よ
)
んで
灯明
(
とうみょう
)
を
命
(
めい
)
じ、自分は
茶
(
ちゃ
)
の
用意
(
ようい
)
にかかった。しとしとと雨は
降
(
ふ
)
る、
雨落
(
あまお
)
ちの音が、ぽちゃりぽちゃりと
落
(
お
)
ちはじめた。
告げ人
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
就中
(
なかんずく
)
、恐ろしかったというのは、
或
(
ある
)
晩
多勢
(
おおぜい
)
の人が来て、
雨落
(
あまお
)
ちの
傍
(
そば
)
の大きな
水瓶
(
みずがめ
)
へ
種々
(
いろいろ
)
な
物品
(
もの
)
を入れて、その上に
多勢
(
おおぜい
)
かかって、大石を持って来て乗せておいて、
最早
(
もう
)
これなら
一寸怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
雨落(あまお)の例文をもっと
(4作品)
見る
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“雨”で始まる語句
雨
雨戸
雨滴
雨露
雨風
雨漏
雨傘
雨乞
雨樋
雨垂
検索の候補
雨垂落
雨滴落
“雨落”のふりがなが多い著者
レオ・トルストイ
北原白秋
泉鏡花
伊藤左千夫
柳田国男
山本周五郎
芥川竜之介
野村胡堂