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檐下
ふりがな文庫
“檐下”の読み方と例文
読み方
割合
のきした
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のきした
(逆引き)
不図気がつくと、納屋の
檐下
(
のきした
)
には、小麦も大麦も刈入れた
束
(
たば
)
のまゝまだ
扱
(
こ
)
きもせずに入れてある。
他所
(
よそ
)
では最早
棒打
(
ぼううち
)
も済んだ家もある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
この時天が
俄
(
にわか
)
に曇って、大雨が降って来た。寺の内外に満ちていた人民は騒ぎ立って、
檐下
(
のきした
)
木蔭に走り寄ろうとする。非常な雑沓である。
堺事件
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
セルギウスは女が
檐下
(
のきした
)
の
雨落
(
あまおち
)
に足を踏み込んだと云ふ事を知つた。手に握つてゐる戸の鉤を撥ね上げようとする手先が震えた。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
檐下(のきした)の例文をもっと
(14作品)
見る
檐
漢検1級
部首:⽊
17画
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“檐下”で始まる語句
檐下詰
検索の候補
檐下詰
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レオ・トルストイ
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森鴎外