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あまおち
ふりがな文庫
“あまおち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雨落
90.9%
霤
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨落
(逆引き)
実は貸本の『
絵本太閤記
(
えほんたいこうき
)
』から思い付いたことで、
日吉丸
(
ひよしまる
)
が、
蜂須賀小六
(
はちすかころく
)
のところから、刀を盗み出すのに、三晩も続けて笠を
雨落
(
あまおち
)
に置き、小六の心を疲らせて
銭形平次捕物控:014 たぬき囃子
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
朝からの雨が雪になるかと思ったが、寒さがきびしいばかりで雪になるようすもなく、
雨落
(
あまおち
)
の石を打つあまだれの音が、気のめいるような陰気な調子で、低く、ゆっくりと呟いているのが聞えた。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
あまおち(雨落)の例文をもっと
(10作品)
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霤
(逆引き)
俊男はまた
頽默
(
ぐつたり
)
考込むだ。絲のやうな雨が瓦を
滑
(
すべ
)
ツて
雫
(
しづく
)
となり、
霤
(
あまおち
)
に落ちて
微
(
かすか
)
に響くのが、何かこツそり
囁
(
さゝや
)
くやうに耳に入る。
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
あまおち(霤)の例文をもっと
(1作品)
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