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寄寓
ふりがな文庫
“寄寓”の読み方と例文
読み方
割合
きぐう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぐう
(逆引き)
この女はある親戚の
宅
(
うち
)
に
寄寓
(
きぐう
)
しているので、そこが
手狭
(
てぜま
)
な上に、子供などが
蒼蠅
(
うるさ
)
いのだろうと思った私の答は、すこぶる簡単であった。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕が首尾よく大学の医科に入学した時、国の父親からの云いつけだといって、以前
寄寓
(
きぐう
)
した松山という男が僕の下宿を訪ねて来た。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
彼等は今私の妹の所に
寄寓
(
きぐう
)
しておりますが、妹には三人の子供がありますので、ペータアがその四人目の子になるでありましょう
細雪:02 中巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
寄寓(きぐう)の例文をもっと
(32作品)
見る
“寄寓”の意味
《名詞》
一時的に他人の家に住むこと。居候。
(出典:Wiktionary)
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
寓
漢検準1級
部首:⼧
12画
“寄”で始まる語句
寄
寄席
寄越
寄合
寄手
寄生木
寄付
寄来
寄人
寄進
“寄寓”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
ヴィクトル・ユゴー
岩村透
犬養健
徳冨蘆花
小島烏水
新渡戸稲造
石原純
神西清
夏目漱石