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見尤
ふりがな文庫
“見尤”の読み方と例文
読み方
割合
みとが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みとが
(逆引き)
忽
(
たちま
)
ち
一閃
(
いつせん
)
の光ありて焼跡を貫く道の
畔
(
ほとり
)
を照しけるが、その
燈
(
ともしび
)
の
此方
(
こなた
)
に向ひて
近
(
ちかづ
)
くは、巡査の
見尤
(
みとが
)
めて
寄来
(
よりく
)
るなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
そこを曲りさえすれば、鼻をつままれそうな暗さだから、人に
見尤
(
みとが
)
められる心配はさらになかった。柿江は眼まぐろしく自分の前後を
窺
(
うかが
)
っておいて、飛びこむようにその道路へと折れ曲った。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
知りつつもこの死地に陥りたるを悔いて、
遣
(
や
)
る方も無く惑へる宮が
面色
(
おももち
)
の
穏
(
やす
)
からぬを
見尤
(
みとが
)
めて、静緒は
窃
(
ひそか
)
に目を
側
(
そば
)
めたり。彼はいとどその目を
懼
(
おそ
)
るるなるべし。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
見尤(みとが)の例文をもっと
(2作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
尤
漢検準1級
部首:⼪
4画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見尤”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
有島武郎