“到達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうたつ66.7%
たうたつ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに社会がさらに進歩し礼をもって治められる時代に到達とうたつしたならば、礼の最も厚き人が最高の勝利者となる。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
同教授どうきようじゆ計算けいさんによると、火口かこうから打出うちだされてから山麓さんろくあるひ海面かいめん到達とうたつして靜止せいしするまでの平均へいきんはやさは、毎秒まいびよう二十米以上にじゆうめーとるいじようであつて、最大さいだい毎秒まいびよう百五十米ひやくごじゆうめーとるにもおよ
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
勿論もちろんしよんでふかかんがへたら、みち到達たうたつせずにはゐられまい。しかしさうまでかんがへないでも、日々ひゞつとめだけはべんじてかれよう。これはまつた無頓著むとんちやくひとである。
寒山拾得 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
本島ほんとうから一千海里かいりといへば此處こゝから一番いちばんちかいあの人煙じんゑんまれなるマルダイヷ群島ぐんたうひと橄欖島かんらんたう附近ふきんまでは到達たうたつすること出來できませうが、橄欖島かんらんたうたつしたところなんにもならない、かへつ其處そこ