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到処
ふりがな文庫
“到処”の読み方と例文
旧字:
到處
読み方
割合
いたるところ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたるところ
(逆引き)
彼の母親は大泣きに泣いて十幾幕も
愁歎場
(
しゅうたんば
)
を見せた。彼の祖母は三度井戸に飛び込んで三度引上げらた。あとで彼の母親は
到処
(
いたるところ
)
で説明した。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
○日露戦争この方十年来
到処
(
いたるところ
)
予の目につくは軍人ともつかず学生ともつかぬ一種の制服姿なり。市中電車の
雇人
(
やといにん
)
、鉄道院の役人、軍人の馬丁。
洋服論
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
到処
(
いたるところ
)
に古いシヤトオと古蹟とあり、気候も温暖にして頗る住居に好い処であつた。
馬鈴薯からトマト迄
(新字旧仮名)
/
石川三四郎
(著)
到処(いたるところ)の例文をもっと
(7作品)
見る
到
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“到処”で始まる語句
到処秋景惨憺
検索の候補
到処秋景惨憺
一切到処皆帰道場
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石川三四郎
魯迅
永井荷風
森鴎外