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愁歎場
ふりがな文庫
“愁歎場”の読み方と例文
読み方
割合
しゅうたんば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しゅうたんば
(逆引き)
彼の母親は大泣きに泣いて十幾幕も
愁歎場
(
しゅうたんば
)
を見せた。彼の祖母は三度井戸に飛び込んで三度引上げらた。あとで彼の母親は
到処
(
いたるところ
)
で説明した。
阿Q正伝
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
わあ、また
愁歎場
(
しゅうたんば
)
か。
汝等
(
なんじら
)
は、よく我慢してあそこに頑張っておれるね。神経が太いんだね。薄情なんだね。
斜陽
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
その
間
(
あいだ
)
に部下はいち早く、ピストル強盗の
縄尻
(
なわじり
)
を
捉
(
とら
)
えた。その
後
(
あと
)
は署長と巡査との、旧劇めいた
愁歎場
(
しゅうたんば
)
になった。署長は昔の
名奉行
(
めいぶぎょう
)
のように、何か云い
遺
(
のこ
)
す事はないかと云う。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
愁歎場(しゅうたんば)の例文をもっと
(6作品)
見る
愁
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
歎
漢検準1級
部首:⽋
15画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
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