トップ
>
到達
>
とうたつ
ふりがな文庫
“
到達
(
とうたつ
)” の例文
しかるに社会がさらに進歩し礼をもって治められる時代に
到達
(
とうたつ
)
したならば、礼の最も厚き人が最高の勝利者となる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
同教授
(
どうきようじゆ
)
の
計算
(
けいさん
)
によると、
火口
(
かこう
)
から
打出
(
うちだ
)
されてから
山麓
(
さんろく
)
或
(
あるひ
)
は
海面
(
かいめん
)
に
到達
(
とうたつ
)
して
靜止
(
せいし
)
するまでの
平均
(
へいきん
)
の
速
(
はや
)
さは、
毎秒
(
まいびよう
)
二十米以上
(
にじゆうめーとるいじよう
)
であつて、
最大
(
さいだい
)
毎秒
(
まいびよう
)
百五十米
(
ひやくごじゆうめーとる
)
にも
及
(
およ
)
び
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
そして、
夜
(
よる
)
になると
彼
(
かれ
)
らの一
群
(
ぐん
)
は、しばらく
名残
(
なごり
)
を
惜
(
お
)
しむように、
低
(
ひく
)
く
湖
(
みずうみ
)
の
上
(
うえ
)
を
飛
(
と
)
んでいたが、やがて、
K
(
ケー
)
がんを
先頭
(
せんとう
)
に
北
(
きた
)
をさして、
目的
(
もくてき
)
の
地
(
ち
)
に
到達
(
とうたつ
)
すべく
出発
(
しゅっぱつ
)
したのであります。
がん
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
勇
(
ゆう
)
を
皷
(
こ
)
して皆曰く、たとひ
日
(
ひ
)
暮
(
く
)
るるとも其小屋に
到達
(
とうたつ
)
し、酒樽
若
(
も
)
しあらば之を傾け尽し、戸倉村に
帰
(
かへ
)
りて其代価を
払
(
はら
)
はんのみと、議
忽
(
たちま
)
ち一决して沼岸を
渉
(
わた
)
る
深
(
ふか
)
さ
腿
(
もも
)
を
没
(
ぼつ
)
し
泥濘
(
でいねい
)
脛
(
すね
)
を
埋
(
うづ
)
む
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
あとは自然にアルプス
崩
(
くず
)
れの岩石が月世界に
到達
(
とうたつ
)
する。
地軸作戦:――金博士シリーズ・9――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
いまかような
高層建物
(
こうそうたてもの
)
の
上層
(
じようそう
)
に
居合
(
ゐあは
)
せた
場合
(
ばあひ
)
、もし
地震
(
ぢしん
)
に
出會
(
であ
)
つて
屋外
(
おくがい
)
に
避難
(
ひなん
)
せんと
試
(
こゝろ
)
みたなら、それは
恐
(
おそ
)
らくは
地震
(
ぢしん
)
がすんでしまつた
頃
(
ころ
)
に
到達
(
とうたつ
)
せられる
位
(
くらゐ
)
のことであらう。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“到達”の意味
《名詞》
到 達(とうたつ)
人が目的地に行き着くこと。
荷物など送付したものが届くこと。
物事がある水準に行き着くこと。
(出典:Wiktionary)
到
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
達
常用漢字
小4
部首:⾡
12画
“到”で始まる語句
到底
到
到頭
到着
到来物
到来
到処
到著
到々
到來