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到々
ふりがな文庫
“到々”の読み方と例文
読み方
割合
とうとう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうとう
(逆引き)
電気を
点
(
つ
)
けて深呼吸してみたり、
煙草
(
たばこ
)
を
喫
(
す
)
ってみたりするが、怖ろしくささえのないような不安で、
到々
(
とうとう
)
女房を揺すぶり起すのだった。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
「農村」を
到々
(
とうとう
)
見出した。非常に嬉しい。第二を終る。
日記:03 一九一六年(大正五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
闇
(
やみ
)
を
衝
(
つ
)
いて
疾走
(
はし
)
っている三等急行は、非常に動揺が激しかった。女房は
到々
(
とうとう
)
三番めの子を腰掛に
抛
(
ほう
)
り出し、真ッ青な紙のような顔をして窓口にしがみついていた。
冬枯れ
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
到々(とうとう)の例文をもっと
(2作品)
見る
到
常用漢字
中学
部首:⼑
8画
々
3画
“到”で始まる語句
到底
到
到頭
到着
到達
到来物
到来
到処
到著
到來
“到々”のふりがなが多い著者
徳永直
宮本百合子