“到來”の読み方と例文
新字:到来
読み方割合
たうらい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かたりでも爲せしか御奉行所へ明日召連罷り出る樣にと御差紙さしがみ到來たうらいし誠に我等迷惑めいわく至極しごくなり然れば夜駕籠よかごなど舁者かくものを店へはおかれぬと申をきゝ權三は大にはら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其晩そのばん宗助そうすけ到來たうらい菓子折くわしをりふたけて、唐饅頭たうまんぢゆう頬張ほゝばりながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さる二日書状しよじやう到來たうらいいたし委細ゐさい拜見はいけん致し候偖々さて/\其方にても段々不如意ふによいとのおもぶ蔭乍かげなが案事あんじ申候みぎに付御申こし娘儀むすめぎ出府しゆつぷ致されべく候吉原町にも病家も有これあり候間よろしき先を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)