“たうらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:タウライ
語句割合
當來40.0%
到来30.0%
到來20.0%
当来10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あはれ、其日そのひ待つ當來たうらいいのちの呼吸、眼に見えぬ深きところ
(旧字旧仮名) / アダ・ネグリ(著)
せめては狩衣かりぎぬか、相成あひなるべくは、緋縅ひをどしよろひ……とがつくと、暑中伺しよちううかゞひに到来たうらい染浴衣そめゆかたに、羽織はおりず、かひくちよこつちよに駕籠かごすれして、ものしさうに白足袋しろたび穿いたやつ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
其晩そのばん宗助そうすけ到來たうらい菓子折くわしをりふたけて、唐饅頭たうまんぢゆう頬張ほゝばりながら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
さうして当来たうらい念々ねん/\こと/″\刹那せつなの現在からすぐ過去に流れ込むものであるから、又瞬刻の現在から何等の段落なしに未来を生み出すものであるから
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)