“暑中伺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょちゅううかが50.0%
しよちううかゞ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
毎日まいにちのように、勝手かってもとへごようきにくる、出入でいりの商人しょうにん暑中伺しょちゅううかがいにってきたのであって、だれがいたのかしれないが、わかおんなひとが、晩方ばんがたまちあるいているいてありました。
遠方の母 (新字新仮名) / 小川未明(著)
せめては狩衣かりぎぬか、相成あひなるべくは、緋縅ひをどしよろひ……とがつくと、暑中伺しよちううかゞひに到来たうらい染浴衣そめゆかたに、羽織はおりず、かひくちよこつちよに駕籠かごすれして、ものしさうに白足袋しろたび穿いたやつ
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)