“念々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねんねん50.0%
ねん/\33.3%
ねね16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爾来じらい予の明子に対する愛はますます烈しきを加へ、念々ねんねんに彼女を想ひて、ほとんど学を廃するに至りしも、予の小心なる、遂に一語の予が衷心を吐露す可きものを出さず。
開化の殺人 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
然れどもいやしくも円満なる終極の天地を念々ねん/\して吾人の理想となし得る限りは、「平和」の揺籠ゆりかご遂に再び吾人を閑眠せしむる事ある可きを信ず。
「平和」発行之辞 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
例の道案内の白拍子念々ねねは腹をたてて
曽我の暴れん坊 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)