“ねん/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
年々75.0%
念々16.7%
年年8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また此國債このこくさいが一ぱん會計くわいけい年々ねん/\巨額きよがく國債こくさい計上けいじやうすることからえるのであるとすると、くに財政ざいせい不健全ふけんぜん結果けつくわ國債こくさい不整理ふせいりとなつてあらはれる。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
さうして当来たうらい念々ねん/\こと/″\刹那せつなの現在からすぐ過去に流れ込むものであるから、又瞬刻の現在から何等の段落なしに未来を生み出すものであるから
点頭録 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
白耳義ベルジツク政府がその購入に定めて巨額を支出したのであらうし、又その保存に年年ねん/\すくなからぬ財力を費しもするだらうと想像して感謝の念にたれざるを得なかつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)