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とし/″\
ふりがな文庫
“とし/″\”の漢字の書き方と例文
語句
割合
年々
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年々
(逆引き)
眞田家
(
さなだけ
)
の
領地
(
りやうち
)
信州
(
しんしう
)
川中島
(
かはなかじま
)
は、
列國
(
れつこく
)
に
稀
(
まれ
)
なる
損場
(
そんば
)
にて、
年々
(
とし/″\
)
の
損毛
(
そんまう
)
大方
(
おほかた
)
ならざるに、
歴世
(
れきせい
)
武
(
ぶ
)
を
好
(
この
)
む
家柄
(
いへがら
)
とて、
殖産
(
しよくさん
)
の
道
(
みち
)
發達
(
はつたつ
)
せず、
貯藏
(
ちよざう
)
の
如何
(
いかん
)
を
顧
(
かへり
)
みざりしかば、
當時
(
たうじ
)
の
不如意
(
ふによい
)
謂
(
い
)
はむ
方
(
かた
)
無
(
な
)
かりし。
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
壁は粗末な茶色の紙で張つて、
年々
(
とし/″\
)
の暦と錦絵とが唯一つの装飾といふことに成つて居た。定めしお志保も斯の古壁の前に立つて、幼い眼に映る絵の中の
男女
(
をとこをんな
)
を自分の友達のやうに眺めたのであらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
価
(
あたひ
)
の
高下
(
かうげ
)
およそは
定
(
さだめ
)
あれども、その
年々
(
とし/″\
)
によりてすこしづゝのたがひあり。市の日にその相場年の
気運
(
きうん
)
につれて
自然
(
おのづから
)
さだまる。
相場
(
さうば
)
よければ三ばんのちゞみ二ばんにのぼり、二ばんは一ばんに
位
(
くらゐ
)
す。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
とし/″\(年々)の例文をもっと
(5作品)
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