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打見遣
ふりがな文庫
“打見遣”の読み方と例文
読み方
割合
うちみや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちみや
(逆引き)
と種彦は先ほどから
舷
(
ふなばた
)
に
肱
(
ひじ
)
をつき船のゆれるがままに全く居眠りでもしていたらしく、やや
坐住居
(
いずまい
)
を直して、今更のように
四辺
(
あたり
)
の
賑
(
にぎわ
)
いを
打見遣
(
うちみや
)
りながら、どうかすると
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
その都度
夜商人
(
よあきゅうど
)
は
愁
(
うれ
)
わしげなる眉を
仰向
(
あおむ
)
けに
打見遣
(
うちみや
)
る、大空は雲低く、あたかも漆で固めたよう。
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
満枝は色を
作
(
な
)
して直行を
打見遣
(
うちみや
)
りつつ、その
面
(
おもて
)
を
引廻
(
ひきめぐら
)
して、やがて
非
(
あら
)
ぬ
方
(
かた
)
を
目戍
(
まも
)
りたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
打見遣(うちみや)の例文をもっと
(4作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
遣
常用漢字
中学
部首:⾡
13画
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打見
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