“突創”の読み方と例文
読み方割合
つききず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
板壁に釘づけにされるまでに、もう安吉はかなりの苦闘を続けたと見えて、全身一面に、同じ手銛の突創つききずがいくつも残されていた。
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
背中左之方ひだりのほう一寸程突創つききず一箇所、創口腫上はれあがり深さ相知不申あひしれまをさずえり切創きりきず一箇所、長さ三寸程、深さ二寸程、同所下之方しものほうに切創一箇所、長さ一寸五分程、深さ六分程、左耳之わきに切創一箇所、長さ一寸
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)