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切創
ふりがな文庫
“切創”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きりきず
85.7%
せっそう
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりきず
(逆引き)
尤
(
もっと
)
も
護謨
(
ごむ
)
同様に
紳縮
(
のびちゞ
)
みする
樹皮
(
きのかわ
)
なれば其穴は
自
(
おのずか
)
ら
塞
(
ふさ
)
がりて
唯
(
た
)
だ其傷だけ残れるを見るのみなれば更に
覆
(
くつが
)
えして
下
(
しも
)
の端を眺れば
茲
(
こゝ
)
には異様なる
切創
(
きりきず
)
あり
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
死後
切創
(
きりきず
)
が加えられる以前に、易介は自企的窒息を計ったのではないか——などという、すこぶる市井の臆測に堕したような異説も現われたくらいである。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
切創(きりきず)の例文をもっと
(6作品)
見る
せっそう
(逆引き)
「とにかく、
切創
(
せっそう
)
が死因に関係ないとすると、この犯行は、恐らく異常心理の産物だろう」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
上のものは、最初気管の左を、六センチほどの深さに刺してから
刀
(
とう
)
を浮かし、今度は横に浅い
切創
(
せっそう
)
を入れて迂廻してゆき、右側にくると、再びそこへグイと刺し込んで刀を引き抜いている。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
切創(せっそう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“切創”の意味
《名詞》
切り傷。
(出典:Wiktionary)
“切創”の解説
切創(せっそう、cut, incised wound)は、ガラスや刃物など鋭い器物による体表の創傷で、切り傷のことを指す医学用語。
切創は傷口が鋭く切断されており、周囲組織に挫滅がないことが特徴である。
(出典:Wikipedia)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
創
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通
検索の候補
擦切創
“切創”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
小栗虫太郎
中里介山
森鴎外
岡本綺堂