“樹皮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゆひ50.0%
きのかわ25.0%
じゅひ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まづその樹皮じゆひさいなんで、そろそろ、おまへたちの祕密を汚してみよう、いたましいいろいろの心よ
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
もっと護謨ごむ同様に紳縮のびちゞみする樹皮きのかわなれば其穴はおのずかふさがりてだ其傷だけ残れるを見るのみなれば更にくつがえしてしもの端を眺ればこゝには異様なる切創きりきずあり
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
さらに私達のなつかしむのは、あの古典的クラシック樹皮じゅひです。渋い渋い感じの、そして質朴な、あの樹皮です。
季節の植物帳 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)