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『母子ホームの子供たち』
ふりがな文庫
『
母子ホームの子供たち
(
ぼしホームのこどもたち
)
』
にぎやかな電車通の裏に、川に沿つた静かな柳の並木道があります。その最初の石橋を渡ると、すぐ前に白い三階の大きな建物が、青青とした庭木に包まれて聳えてゐます。 五年生の清三は、かんかんてりの真夏の西日を浴びて、元気よく学校から帰つて来て、その …
著者
槙本楠郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「小学五年生」小学館、1940(昭和15)年8月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
扉口
(
とびらぐち
)
帳
(
ちやう
)
合鍵
(
あひかぎ
)
扉
(
とびら
)
洗濯
(
せんたく
)
清三
(
せいざう
)
睦子
(
むつこ
)
聳
(
そび
)
附
(
つ
)
隅
(
すみ
)