“甲高声”の読み方と例文
読み方割合
かんだかごえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人見折枝の無邪気な甲高声かんだかごえが、天然岩の飛込台から、ほがらかに青空に響いた。彼女は岩の上で、両手を頭上に揃えて、今や池中目がけて飛込まん姿勢である。
地獄風景 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
と中盆が甲高声かんだかごえで呼び立てると
大菩薩峠:23 他生の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)