“ゐなかなま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田舍訛50.0%
田舎訛50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大切たいせつに勤めますと云其言葉に田舍訛ゐなかなまり有けれど容貌きりやうのよさに主人あるじもはずみ少し高くは思へどもつひに年一ぱい廿七年のなつ四月までの證文しようもんにて五十兩にかはんとの挨拶に十兵衞は大いに悦び五十兩の金の有ならば年貢の未進は殘らずをさめ所々の買懸かひがかり其外の借錢しやくせんまで殘らず一時にかた
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何々食堂とか何々酒場とか云ふ、田舎訛ゐなかなまりの小女が註文された品を甲高かんだかい声で叫ぶ大衆的な店を飲み歩いて、三人は相当に酔払つてゐた。
大凶の籤 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)