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腑伏
ふりがな文庫
“腑伏”の読み方と例文
読み方
割合
うつぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつぶ
(逆引き)
しかし私はこうしているだけでさえ怖くて怖くて、顔も上げられずに、いつまでも
腑伏
(
うつぶ
)
したきりになっていた。
かげろうの日記
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
親分とあっしが、直ぐに出向きましたが咽喉を突いて、
腑伏
(
うつぶ
)
している袖ノ井の傍にありやしたこの手紙を、親分が
披
(
ひら
)
いて見ましたので、事情はすっかり判りやした。
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
老爺だ、六十ばかりの
白髪頭
(
しらがあたま
)
の老爺が笹の中に長くなって顔を
腑伏
(
うつぶ
)
せて眠っている。「オーイ、どうした、オーイ。」と声を挙げて呼んで見ると、「ウーム」といいながら身を起す。
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
腑伏(うつぶ)の例文をもっと
(3作品)
見る
腑
漢検1級
部首:⾁
12画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“腑”で始まる語句
腑
腑甲斐
腑抜
腑分
腑効
腑分図
腑脱
腑抜声
腑分指示書
“腑伏”のふりがなが多い著者
邦枝完二
吉江喬松
堀辰雄