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ふがひ
ふりがな文庫
“ふがひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
腑甲斐
90.9%
不甲斐
4.5%
俯甲斐
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腑甲斐
(逆引き)
(
寂
(
さび
)
しき
微笑
(
びせう
)
)わたしのやうに
腑甲斐
(
ふがひ
)
ないものは、
大慈大悲
(
だいじだいひ
)
の
觀世音菩薩
(
くわんぜおんぼさつ
)
も、お
見放
(
みはな
)
しなすつたものかも
知
(
し
)
れません。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ふがひ(腑甲斐)の例文をもっと
(20作品)
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不甲斐
(逆引き)
寧
(
むし
)
ろ彼らの眼をはばかるやうにこそこそと逃出したから、自分は
不甲斐
(
ふがひ
)
ない人間だ。散々そこいらを飲んですつかり更けて家の戸を叩いた。
現代詩
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
ふがひ(不甲斐)の例文をもっと
(1作品)
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俯甲斐
(逆引き)
見すてて我れ今
故郷
(
こきよう
)
にかへらば残れる身の心ぼそさいかばかりなるべき、あはれなるは継子の身分にして、
俯甲斐
(
ふがひ
)
ないものは養子の我れと、今更のやうに世の中のあぢきなきを思ひぬ。
ゆく雲
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ふがひ(俯甲斐)の例文をもっと
(1作品)
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